5000年以上前から栽培されているオリーブ。
「平和」「智恵」を花言葉に持ち、「幸せを呼ぶ樹」として庭のシンボルツリーで人気のあるオリーブ。
ビタミンEやオレイン酸、βカロテンやカルシウムなどの栄養素が多く含まれていて、健康によいと効果が認められているオリーブ。
見て楽しむ、育てて楽しむ、食して楽しむことのできるオリーブ。
オリーブってどんな風に実をつけるの?
オリーブオイルってどうやって作られるの?
そんな疑問を解決してくれる場所
「ナガシマファーム」について今回はご紹介いたします。
ナガシマファーム
樹齢2000年のシンボルツリーがあり、一面に広がるオリーブ畑。
オリーブ搾油場、オリーブや地元のおススメ商品が並ぶショップやカフェがあり、12月中旬から5月中旬はいちご狩りも楽しめる場所です。
シンボルツリー
常緑樹で1年を通して葉がついていて、見栄えが良く、大きくなりすぎず、乾燥や冬に強くシンボルツリーとして人気のあるオリーブですが、こちらのナガシマファームのシンボルツリーは存在感が違います。
オリーブプラザに立つ樹齢2000年のオリーブの大樹。
あまりの雄大さに悠久の歴史を感じさせてくれます。
スペインに生息する長寿のオリーブ・ファルガ種で日本初登場だそうです。
歴史あるイベリア半島のタラコ地域の栽培地で生育した大樹の移植は、スペインの地域機関により厳しく監督されていますが、ナガシマファームへ移植が認められたのは、オリーブ栽培に適した「豊かな気候」と「緑」を大切にするの真摯な姿勢や、オリーブを地域ブランドとして未来へ栽培してゆきたいというオリーブの産地を目指す地域みんなの「夢」と「希望」の象徴として植えられたそうです。
巨大な壺(アンフォラ)
古代ギリシャ・ローマにおいては、オリーブオイルやワインを運搬・保存するための手段として用いられたこの大きな壺。
「アンフォラ」と呼ばれ、ワインをはじめとした様々な液体等を運搬するために用いられた素焼き陶器の総称です。
樹齢2000年オリーブ大樹とともにスペインから船のコンテナで輸入されたとのこと。
約200年前のスペインで使われていたとされています。
大きさは、高さ約4m、横幅約2.3m、外周約7m。
思わず覗き込んでみたくなります。
オリーブ畑
ナガシマリゾートに隣接する約5万8500平方メートルの「ナガシマファーム」のオリーブ畑で約1800本、ナガシマリゾート各所に約300本のオリーブが植樹されています。
この農園で栽培から収穫、搾油までおこなわれる日本ではめずらしい高品質な純国産エキストラバージンオリーブオイルが生産されます。
10月頃が収穫時期になるので、その頃に訪れると色づいたオリーブの実も見ることができます。
7月はまだ葉と同じ緑色の実がなっていました。
オリーブ搾油場
緑から紫がかった赤、そして10月頃オリーブの実が熟し、黒くなったら収穫の時期になります。
果実を選別しながら、実を傷つけずに丁寧に手摘みで収穫され、手作業で葉や枝を取り除き選別をします。
選別されたオリーブの実は、機械で洗浄され、新鮮なうちに小さく破砕し擦りつぶしペースト状にし、撹拌器でゆっくり撹拌しオイルの風味を豊かにします。
遠心分離でバージンオリーブと残渣(水分、実、皮、種)を分離し、一番搾りの「バージンオリーブ(果実を搾って得られた一番搾りのオイル)」の灰汁をとるためフィルターでろ過します。
その後、不純物を完全に取り除くために何時間もかけて澱を沈殿させ、再度ろ過して、遮光性の瓶に充填します。
手摘み収穫から搾油まで、最短で6時間から1日半でできるそうです。
収穫から搾油、ボトリングまですべてが同じラインでつくられている安心、安全で高品質なオリーブオイルができあがります。
オリーブオイルを作成する過程が「オリーブ搾油場」で見ることができます。
ショップ
この農園で作られた100%長島産のエキストラバージンオリーブオイルをはじめ、オリーブを使った商品のほか、いちごハウスで収穫したいちごを使ったここでしか手に入らないオリジナル商品、オリーブ雑貨、オリーブ調味料、オリーブ海外商品、地元おススメ品など多彩なんアイテムがそろっており、ご自宅使いはもちろんのこと、お土産や贈り物としても嬉しいお買い物ができます。
食べるオリーブオイル 880円
オリーブマヨネーズ 740円
オリーブオイル入りたまりしょうゆ 650円
オリーブを象ったアクセサリー(ピアス1,100円、ネックレス1,100円)
オリーブ石鹸 650円
樹齢2000年のオリーブの大樹をモチーフにしたガラス細工 1,800円
『OLIVE JAPAN® 国際エキストラバージンオリーブオイルコンテスト』で2022年にルッカ種、2020年にミッション種が金賞を受賞した100%長島産のオリーブオイルももちろん購入できます。
長島の「地ビール」も売ってます♪
カフェ
コーヒー、ソフトクリーム、ソーダ、かき氷などお持ち帰りはもちろん、オリーブ畑を眺めながら食すこともできます。
安永かき氷
『安永餅』で有名な安永のかき氷。
メニューは4種類あります。
氷の中に、つぶ餡と白玉がトッピングしてあるのも嬉しいです。
宇治金時(抹茶甘味)
蜂蜜檸檬(はちみつ&レモン甘味)
苺いちご(苺甘味・けずりいちご)ナガシマファーム産
オリーブ(せんじ(みぞれ・すい・甘露)、EXVオリーブオイル、オリーブパウダー、岩塩)ナガシマファーム産
9月30日までとなりますので、食べてみたい方はお早めに。
カフェメニュー
COSTA COFFEEのコーヒー、カフェラテ、カプチーノなどにピザセットもるので、軽食もとれます。
ソフトクリームメニューも魅力的です。
オリーブ、ミルク、いちごに
オリーブといちごは贅沢版があります。
眺めているだけでもきれいなソーダメニュー。
スパークリングラズベリー
エルダーフラワー
ビクトリアンレモネード
ローズレモネード
イチゴ狩り
12月中旬から5月はいちごの手摘み収穫体験(いちご狩り)なども楽しめます。
入場料
見学は無料です。
営業時間
営業時間は、10:00~17:00です。
※季節や時期により変動あり
アクセス
三重県桑名市長島町松蔭443-1
0594-45-2000(いちご狩り事前予約)
0594-45-1515(いちご狩り当日受付)
0594-45-0321(売店・搾油場)
車:
伊勢湾岸自動車道「湾岸長島IC」降りてすぐの信号を「左折」。
県道7号線を北上200m「湾岸長島IC入口北(信号)交差点」を道なりに左折、右手にナガシマファーム。
東名阪自動車道「長島IC」を降りて直進。
県道7号線を南下、国道1号線、国道23号線を通過しさらに南へ。
「湾岸長島IC入口北(信号)交差点」を右折、右手にナガシマファーム。
看板を目印に。
公共交通機関:
「桑名駅」から
桑名駅より三重交通バス「長島温泉」行きバスにて約15分。
「ナガシマファーム」バス停を下車し、北へ徒歩約1分。
「名古屋」から
名古屋・名鉄バスセンターより「長島温泉」」行きバスにて約40分。
「ナガシマファーム」バス停を下車し、北へ徒歩約1分。
駐車場
駐車場は嬉しい無料です。
駐車場 約70台です。
大型車対応OKなので、ご利用の場合は0594-45-0321へお問い合わせください。
駐輪場
ロードバイクなどのライダーにも嬉しいサイクルラック完備(工具や空気入れ、水の補給)です。
長島の周辺は定番のロードバイクのライドスポットもあり、絶景もあり、おいしいものを食べながら楽しい一日を過ごせます。
サイクルラック(〇)
トイレ(〇)※営業時間内
ベンチなど(〇)※営業時間内
空気入れポンプ(〇)詳細はこちら
工具セット(〇)詳細はこちら
※駐輪中の各種の対策はご自身で行ってください。責任は負いかねますので予めご了承ください。
給水サービス:お気軽にスタッフにお申し出ください。
※ナガシマファームは【お立ち寄りスポット】です。サイクリングの出発点として駐車場に車を駐車することはご遠慮ください。
ペット
ペット同伴は駐車場までとなります。
ゲージなどに入れても不可となっているので、お気を付けください。
介助犬、盲導犬、聴導犬はご利用可能なので、身体障害者手帳又は使用者証をスタッフに提示で入場できます。
公式HP
公式HPはこちら↓
感想
時期的に搾油場の見学はできなかったのは残念ですが、また秋に行ってみようと思います。
オリーブオイルの安永氷を食べましたが、オイルなのにさっぱりで、岩塩が味を惹きたて美味しかったです。
ショップは品数が豊富で見ているだけでも楽しくなります。
生活習慣病予防、感染予防にも効果のあるオリーブ。
使ったことのないオリーブの調味料で、新しいお料理に挑戦してみようかなぁと思いました。
そして樹齢2000年のオリーブの大樹やオリーブ畑を眺めながらベンチに座って、風や陽の光を肌で感じながら、緑のにおいを感じながら、ゆっくり「時」を過ごすのも気持ちよかったです。
ナガシマリゾート、三井アウトレットパーク「ジャズドリーム長島」、「ナガシマスパーランド」、日帰り大自然露天風呂「湯あみの島」、「なばなの里」に足を運んだ際、気軽に寄れるスポットです。
何と言っても駐車場、入場料が無料なのもうれしいです。
季節を感じて、自然を感じて、
心がワクワクするだけで、happyな一日になる♫
あなたのhappyの種植えのきっかけに、お役に立てますように☆彡
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