「忙しい」という字は「心」を「亡」くすと書いて、心を亡くした状態とよく言われます。
仕事に追われて、家事に追われて...
「本当に大切なもの」について考えることも忘れてしまっていました。
忘れるという字も「亡」くす「心」と書きますね...
「本当に大切なもの」について思い出させてくれる
サン=テグジュペリの「星の王子さま」。
2023年3月31日をもって閉園してしまう「星の王子さまミュージアム」へ足を運んで、「本当に大切なもの」についてゆっくり園内を巡りながら、考えてみました。
あなたは「本当に大切なもの」を意識していますか?
「本当に大切なもの」を見失っていませんか?
閉園間近の「星の王子さまミュージアム」へ足を運んで、あなたの「本当に大切なもの」を思い出してみませんか?
『星の王子さま』の物語と、作者サン=テグジュペリの生涯を巡る旅
「星の王子さまミュージアム」は『星の王子さま』の物語と作者サン=テグジュペリの生涯を巡ることが出来る施設です。
来園した人に、「自分自身を見つめ直す時間や空間を提供し、それによって日頃忘れてしまっている大切なことを思い出していただくこと」を運営の目的とされています。
コロナ禍による来園者の減少や建物の老朽化により2023年3月31日をもって閉園しまいます。
場所
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原909
お問い合わせ先:0460-86-3700
公式HP
駐車場
収容台数112台の駐車場があります。
HPでは1日300円(マイクロバス以上の大型車 1日1,000円)となっていますが、3月の平日は無料でした。
少し狭いので、バック駐車が苦手な方はお気を付けください。
アクセス
公共交通機関
【東京方面から】
「新宿高速ターミナル」(バスタ新宿)より小田急ハイウェイバス「箱根線」約120分「川向」バス停下車すぐ
JR/新幹線「小田原駅」より箱根登山バス「桃源台行き」約50分 「川向・星の王子さまミュージアム」バス停下車すぐ
箱根に着いてから
箱根登山鉄道「箱根湯本駅」より箱根登山バス「桃源台行き」約30分
箱根登山鉄道「強羅駅」より観光施設めぐりバス「湿性花園前行き」約18分「川向・星の王子さまミュージアム」バス停下車すぐ
車
東名高速御殿場ICより約20分
トイレ
園内2カ所とレストランの計3カ所にあります。
すべて園内のトイレの為、入園前、入園後にトイレが使えない為、入園中にすませるとよいと思います。
車椅子専用トイレは展示ホール入口脇とレストラン内にあります。
ペット
わんちゃんと一緒に利用できるのは、レストラン駐車場側テラス席で、それ以外の場所はペットの入場が規制されています。
コインロッカー
コインロッカーがあるので、大きな荷物や上着などを入れて、身軽にまわることもできます。
チケット
未就学児無料。
大人 当日券 1,600円 前売券 1,400円
小・中学生 当日券 700円 前売券 600円
高校、大学、専門学生 当日券 1,100円 前売券なし (学生証の提示要)
シニア(65歳以上) 当日券 1,100円 前売券なし
(税込価格)
箱根周辺施設とのセットチケットの販売は残念ながら終了となっています。
小田急フリーパス、えらべる倶楽部、わかばカード、ベネフィット・ワン、リロクラブ、JAF会員証の提示などで割引が適用あります。
開園時間
10:00~18:00(最終入園 17:00)
展示・映像ホール開館時間 10:00~17:30
営業最終月休園日
2023年3月1日、8日、15日
おすすめポイント
星の王子さまミュージアムへ入る前の門から、「星の王子さま」の世界になります。
エントランスにもかわいいオブジェがあります。
門にかかるお花も「星の王子さま」をイメージされてます。
「星の王子さま」の世界へ
門を入ると本の表紙にもある小惑星「B612」に立つ王子さまが出迎えてくれます。
入園後のエントランスも優しい色合いで壁画が描かれ、小物もかわいいです。
ヨーロピアンガーデン
ガーデンデザイナー 吉谷桂子さんプロデュースする四季折々の花が楽しめる庭園。
サン=テグジュペリも子供の頃庭師に憧れ、花や自然を愛していたそうです。
ところどころサンキャッチャーがあり、陽光を受けキラキラ輝いてます。
写真スポットもたくさんあります。
屋根の上もお洒落なオブジェがあります。
王子さまをさがせ
エントランス出口に看板がありますが、場内で「王子さま」と「うわばみ」を探してスタッフに伝えるとキャラクターカードプレゼントがあるそうです。
どこにいるか探すのも楽しいです。
街並み
フランスの街並みを歩いているかのような王さま通り、飛行士通り、呑み助通りなど見ているだけでワクワクします。
ベンチに座りながら、ゆっくりするのも良い時間です。
ショーウインドウ
お店を装ったショーウィンドウも細かいところまで作り込まれています。
赤い薔薇にガラスの鳥のサンキャッチャー。
絵の具セット
おもちゃ屋さんのようなショーウィンドウ
くまの表情もおもちゃも「星の王子さま」の世界観であふれています。
サン=テグジュペリが乗っていたかのような飛行機のオブジェ
展示ホール
作家であり、飛行士でもあったサン=テグジュペリの波乱の生涯を紹介してくれる展示ホール。
砂漠の世界を演出した空間でサン=テグジュペリの生涯と『星の王子さま』についての紹介映像を15分ほど見ることができます。
サン=テグジュペリが『星の王子さま』を書く前に机に描いていた絵が保存されています。
「星の王子さま」の世界満載の展示ホールです。
ストーリーの中へ引き込まれていくようです。
わがままに振り回されていたと思っていた一輪のばら。
少し歩けば夕日が見える王子さまの星
「大切なもの」を考えるきっかけとなったばらたち
「本当に大切なもの」を考えるきっかけをくれたきつねや
へびたちも
文字がなくても、この宇宙空間で、「星の王子さま」のワンシーンを思い返せます。
スタンプラリー
入場したときにもらえるパンフレットはスタンプラリーにもなっています。
展示ホール近く、展示ホール内でスタンプを押して、ストーリーの挿絵を完成することができます。
スタンプの絵もかわいいです。
謎解き
大人のための謎解きプログラム第4弾「星の王子さまと思い出の日記帳」開催中。か
(1日の販売数に限りあり。なくなり次第終了)
捜索時間は10:00-17:30
料金は1キット1,800円
所要時間は60分〜90分
あなたも王子さまの旅の軌跡をたどりませんか?
朗読
飛行士通りの一角で朗読「あのときの王子くん」をしていました。
上手な語り手によりさらに世界に惹きこまれます。
フォトスポット
園内にはあちらこちらにフォトスポットがあります。
そして、ショーウインドウや扉が鏡になっているところは自撮りにおススメです。
オブジェ
園内にあるたくさんのオブジェ。
ひとつひとつまわりながら
『星の王子さま』の話を思い出しながら
自分にとっての「本当に大切なもの」を考えながら
いつもの追われている時間から離れて
ゆっくり考えることができます。
ところどころにきつねの足跡が…
サン=テグジュペリ協会のステンドグラスも「星の王子さま」のイメージそのものです。
チケットも思わず栞にしたくなりました。
エントランスへ戻って駐車場へ向かう途中に立っている王子さま。
感想
絵本の中に入り込んだような世界観を味わうことができる「星の王子さまミュージアム」。
閉園してしまうのは本当に残念です。
「本当に大切なもの」をあらためて考え、感じ、また心新たにがんばろうと思えました。
無理はせず、自分の心に素直に、正直に☆彡
ゆっくりな時間も自分へのご褒美だと思います。
気になる方はお早めにぜひ一度足を運んでみてください。
新しい発見があることも☆彡
心に素直に、正直に動くこと
ちょっとした心の状態でhappyになります♪
あなたのhappyの種植えのきっかけに、お役に立てますように☆彡
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